東日本大震災復興支援事業部会活動の様子
(8月31日現在)

学校支援について8月31日までの状況を報告致します。

現場の様子は写真でご覧いただけます。
大震災復興支援事業 活動の様子 (PDF 9ページあります)

1 震災で教育の場である学校の多くが損壊し、仙台市教育委員会教育長から「学校の緊急現場に支援を依頼したい」との連絡が入る。(5月27日)

2 各学校に聞き取りをした教育委員会総務企画課長から武道館、廊下、特別教室等のカーテンを要望する14校のリストが届く。(6月14日)

3 仙台市内で甚大な被害を受けた沿岸部の荒浜小学校、蒲町小学校、中野小学校に要望の聞き取り調査に出向く。

①仙台市立荒浜小学校(6月16日)
津波で屋上まで浸水し、学校の廻りの住宅も松林もすべて無くなった。児童は宮城野区の東宮城野小学校に仮設住宅から送迎バスで通学している。
*児童、職員の着替えスペースを確保したい。
*保健室が西日が厳しく、子どもたちが静養することも困難である。
*すべてが間借りした状態なので落ち着けるスペースとカーテンがほしい。

②仙台市立蒲町小学校(6月17日)
蒲町小学校は学校が立入禁止となり蒲町中学校の体育館、武道館、中学校教室に仮設で学校生活を行っている。
*段ボールで間仕切りしているため、隣のクラスの声が交差して集中できない。*窓にレールもカーテンも無く、暑さや西日に照らされ熱中症も心配。
*校舎も地震で大きく沈下傾き、損傷が大きく危険である。

③仙台市立中野小学校(6月17日)
地震と津波で中野榮小学校に移動し学校生活をおくる。
自衛隊の手であらゆる荷物を運び込んだものの、置き場所もなく、溢れている。
(関口、ニチベイ、リリカラ)

4 高砂中学校、蒲町小学校、荒浜小学校、東六郷小学校、南光台小学校、
西山中学校、七北田中学校、七郷中学校、将監小学校、南光台東中学校、将監西小学校、根白石中学校の12校に要望箇所の聞き取りと現場採寸、緊急性を確認に廻る。(6月28日) (リリカラ、トーソー、ウエーブ、関口)

5 mic震災復興部会報告会(7月1日)
採寸の結果、総額13校14施設で約283万が必要と試算。支援金の協力、
資材の提供をIC団体、賛助会員企業に呼び掛ける。
(長井、青山、渡辺、増田、樋口、岸波、関口)

6 緊急性のある8校のカーテン、レール部品を緊急発注する。(7月7日)
(長井、岸波、関口)

7 現地納品取り付け作業 (7月4日、15日、16日)
(岸波、樋口、関口)
東七郷小学校  保健室入り口 ドレープ1箇所
高砂中学校   特別教室3教室 ドレープ9箇所
蒲町小学校   中学校武道館 カーテンレール設置、ドレープ14箇所
荒浜小学校   職員室、仮設教室、保健室 レール、ドレープ7箇所
南光台小学校  中学校武道館  カーテンレール設置、ドレープ17箇所
西山中学校   武道館、理科室、相談室 ドレープ2箇所、レース4箇所
七北田中学校  通級教室 レール設置、遮光カーテン7箇所

8 第二弾その1 縫製・取り付け作業 (8月5日)
七郷中学校   3年生4教室 ドレープ16箇所
西山中学校   武道館入口 ドレープ1箇所
荒浜小学校   保健室 ブラインド2箇所調整
(岸波、吉田、高橋、関口)

9 第二弾その2 取り付け作業 (8月24日)
将監小学校   理科室、工作室 レール設置1箇所、ドレープ3箇所
南光台小学校 (コミュニティセンター)レール設置、レース各4箇所
(長井、関口)

10 第三弾 取り付作業(予定) (9月12日)
南光台東中学校 南光台東小学校教室 ドレープ8箇所

11 間仕切りパネル 搬送設置作業(8月20日)
伝統木構造会、宮城県建築士会、建築士連合会、木暮人俱楽部の協力により
蒲町小学校  体育館 杉パネル50枚(メッセージ入り20枚)
荒浜小学校  廊下スペース 杉・松・桧パネル70枚(メッセージ入り10枚)
南光台小学校 仮設スペース 杉パネル 70枚(メッセージ入り5枚)

インテリアのチカラで子供たちを笑顔に!!