2010年11月 のアーカイブ

copyskill

◆セミナーのチラシをこちらからご覧いただけます。(PDF file)

住宅に的を絞り、心に残るプレゼンテーションのノウハウをデモンストレーションを交えながら2時間に凝縮してお届けします。
講師はプレゼンテーションのスペシャリスト瀬川洋文氏。
プレゼンテーションはなぜ必要か?から始まり、物件を具体的に紹介し、製作過程をリアルタイムでお見せするという盛りだくさんな内容です。建築・インテリア業界の方のみならず学生の皆さん、一般の方等どなたでも受講できます。皆様お誘い合わせのうえぜひご参加ください。

内 容
『プレゼンテーションはなぜ必要か』
~ プレゼンテーションの必要性について

『私のプレゼンテーション』
~ プレゼンテーションに至るプロセスを事例を交えて紹介

『製作過程の紹介』
~ 製作過程をデモンストレーションを交えて紹介       他

講 師
瀬 川 洋 文 氏
瀬川洋文アトリエ代表
武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後大手ハウスメーカーに入社。主に商品開発に従事する傍ら、独自のプレゼンテーション手法を確立し、独立後も住宅業界の企業や団体での講習会を多数実施。カラーマーカーを使用した彩色を中心に展開されるパースやその幅広いテクニックによる作品は、独特の雰囲気を醸しだしている。

著書『住宅プレゼンテーションの道具箱』(彰国社刊)

日 時 平成22年12月14日(火) 10:30~12:30  入場無料
場 所 せんだいメディアテーク 7Fスタジオシアター(定員150名)


お申込み
一般の方・・・デザインウィークinせんだい2010HPよりご確認ください(FAX・MAIL・Webからお申込可)
mic 会員・・・メールでお送りします申込フォームよりお申込ください

お問合せ
宮城インテリアコーディネーター倶楽部
〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町1-6-9マニュライフプレイス仙台8F
TEL&FAX:022-714-3555 MAIL:mic@dune.ocn.ne.jp

インテリア産業協会東北支部
〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町1-6-9マニュライフプレイス仙台8F
TEL&FAX:022-216-0577 MAIL:jiia-tohoku@interior.or.jp

デザインウィークinせんだい実行委員会
〒980-8510 宮城県仙台市青葉区五橋2-12-1 アイリスオーヤマ株式会社内
TEL:022-714-2725  FAX:022-238-3787 URL:http://www.dwks.info/

MIYAGI Interior Coordinator Club

A~Z事業部会 『見学セミナー』報告書

2010年11月2日 | カテゴリー: 報告 |

日時:平成22年10月6日(水)
参加者:18名
見学先:遠刈田温泉 『竹泉荘』
漆工芸・家具塗装 『有限会社 長谷部漆工』
ウェスティンホテル仙台

2年ぶりの見学セミナーは、地元に目を向けて、最近巷で話題の宿泊施設の『竹泉荘』と『ウェスティンホテル仙台』の見学を企画しました。また、両方とも海外からのお客様も意識した『日本らしさ』をコンセプトとしていることから、漆工芸・家具塗装の『長谷部漆工』へ寄り、漆塗りの現場を直接見学してきました。

【竹泉荘】

一グループ6人 3班に分かれて館内の見学をさせて頂きました。

宮城県蔵王連峰の東に位置し、400年の歴史を持つ遠刈田温泉・その中で約2万坪もの敷地を持つ老舗の温泉旅館竹泉荘が、名称と建物の骨格はそのままに、ホテルとしてリノベーションされました。(設計・内装は橋本多紀夫デザインスタジオ)
印象的なのは、国定公園内という豊かな自然環境に囲まれているため、大自然の中にすっぽり囲まれたプライベートな空間がとても心地よく感じました。
そして、リニューアルデザインのコンセプトが『日本らしさ』ということで、より日本的な空間を演出していたのがロビーラウンジにある大きな釣り鐘です。
金属作家によるもので、囲炉裏の排気フードの機能も果たしているそうです。
とてもインパクトがあり、非日常的で別世界に入り込んだ気分にさせられました。

竹泉荘到着後、館内見学の前に『日本料理レストラン 竈神』にて昼食を取りました。
メインダイニングに置かれた仙台箪笥や、レストランに隣接するバーカウンターの椅子の背面が蔵王連峰をモチーフにしたオリジナルのファブリック張りになっているなど、この地ならではのこだわりを感じる事が出来ました。
その後、32室ある客室の内、全てタイプの違う6室を見せて頂きました。どの部屋もリゾートとして滞在が満喫出来る贅沢な空間ばかりで圧倒されました。
ウェスティンホテルと同じヘブンリーベットで低いタイプが採用され、障子をあけると心室とつながるバスエリアが標準タイプで、他にも景色を望みながら入る檜風呂や、滝の隣にある専用露天風呂、焼き物の浴槽を用いたバスルーム、底面が発光するTOTO製の浴槽、そして何といっても印象的なのがプレジデンシャルスイートのバスルームです。橋本さんオリジナルデザインによる漆塗りのバスタブと洗面ボールが置かれているタイプです、部屋全体のバランスも取れて、長期滞在したくなる部屋でした。
それぞれの部屋タイプに合わせてデザインされた内風呂は、部屋で過ごす時間をより充実されてくれると感じました。そして、女性用露天風呂は、既存の木立を出来るだけ生かし、デッキと十和田石の浴槽が配置されており、大自然に溶け込んだ露天風呂で、この開放感は是非入浴したいと強く感じました。
ここでは地産地消をおもてなしの一つと考えられていて、どの空間にも自然から受けたイメージや土地の素材を多く取り入れています。
例えば、敷地内で採取した落葉を転写した土壁や、伊達冠石の石積の壁、仙台箪笥、オリジナルにデザインされた南部鉄器の急須など、どれも天然素材を用いており、心地よい温かみのある落ち着いた空間になっているのを感じました。
これからの時期は紅葉が深まり、より竹泉荘の魅力を引き出してくれるものと思います。

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パノラマビュースイート
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プレジデンシャルスイート
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レストラン『竈神』カウンター
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【有限会社 長谷部漆工】

竹泉荘でもたくさん使われていた仙台箪笥の製作や再生をおこなっている長谷部さんの作業場を見学してきました。
万延元年(江戸時代)に創業され、現在12代目との事です。
外に無造作に置かれた仙台箪笥はどれも、昭和初期や大正時代のもので、金具など全て外してきれいに仕上げるまでには最低3ヶ月が必要で、だいたい半年以上はかかると思った方が良いそうです。確かに、一つずつ丁寧に仕上げて行くには根気のいる作業だとお話からも感じ取れました。また年代によって箪笥の引き手の形状が違うとのことで見本を見ながら時代の流れもふまえながら細かい部分までお話を伺えました。

ここまで手をかけてもらえる箪笥は本当に幸せ者だと思いますし、また、こうして何代にもわたって使われ続けていける本物の家具を使用することが、本当の贅沢だと思いましたし、この伝統的な技術を、一人でも多くの人に伝えて、この先も変わらずあり続けて欲しいと強く感じました。

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【ウェスティンホテル仙台】

一グループ6人 3班に分かれて館内の見学をさせて頂きました。

ホテルデザインは、幾様もの系統がる仙台の文化の中で最もモダンであった伊達の文化と舶来の文化芸術との融合をコンセプトに構成されているだけあり、エレベーター内やカーペットなど随所にそのこだわりを感じる事が出来ました。
平均43㎡のゆとりある292の客室には、独自に開発した『ヘブンリーベット』を備えており、中でも35・36階は、専用ラウンジ利用等の特典付きのエグゼクティブクラブフロアとなっており、開放感があふれて、こだわりの小物や落ち着いた色調のインテリアが配置されており、とてもくつろぐ空間でした。
他にも宴会場を数カ所見せていただき、各室ともコンセプトの違う個性的な空間となっていて、特に部屋の広さより、天井高が、7、8mと縦の空間の広がりがルのが印象的でした。
館内を案内して頂いているとき、とても良い香りに包まれ、聞いてみると、ウェスティンオリジナルのホワイトティーの香りを全館空調しているとの事でした。
このような点からも、お客様をより快適におもてなししようとするホテルのこだわりを感じました。

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作成:見学セミナー担当 藤野恭子

PS.他にも貴重な写真がたくさんあります。
A~Z部会で公開を検討中ですのでお楽しみに。