2017年10月17日山形方面へ研修旅行に行ってきました。
まずは天童木工へ行きました。
ショールームを見せていただいて歴史の説明をしていただきました。
火薬入れやちゃぶ台を作るところから始まったそうです。
ショールームにはバタフライチェア始め、各有名な椅子も多数並んでおり、
レクサスのハンドルも製作しているという事でハンドルが沢山並んでいました。
工場も案内していただき、心臓部といわれる成型・接着の部分も説明をしていただきながら案内をしていただきました。
次にオリエンタルカーペットへ行きました。工場は趣のある建物の中にありました。
手織り玄関マットを作成している現場を見せていただきました。
1日8時間の労働で柄物だと7から8センチ、無地だと12センチ、シルクだとなんと1センチという事でとても驚きました。他に奥山清行氏や隈研吾氏のデザインした現代風の絵柄のカーペットもありました。これまで作成された作品の展示や、染め、艶出し加工の現場も見せていただきました。一つ一つの作業がとても手が込んでいました。
最後に国指定重要文化財である文翔館を見学しました。
中央階段から始まり、正庁等各部屋を案内していただきました。
正庁の天井の飾りや知事室の壁紙は小さなかけらや破片から当時の形や、柄を読み起こし見事に復原をしたそうです。中庭も見せていただきました。文翔館では映画の撮影でも数カ所使われていたそうです。
◎創業文久年間 文四郎麩 見た目もとても綺麗なお料理
人間の技術の凄さを改めて実感でき、充実した研修旅行でした。