「第19回こんな部屋いいな絵画コンテスト」を本年度も開催することが出来ました。応募校は110校となり、応募点数は2115点を数えました。
審査会では、入賞、入選、大賞をはじめ会員企業からも企業賞を提供いただき12部門の賞を設定し、入賞作品63点、入選作品500点を選定しました。
最優秀となる大賞には、仙台市南小泉小学校3年生の宮内利佳子さんの作品が選ばれ、実物大の部屋を再現して展示しました。
展示期間は日曜を含み、6日間にわたりました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響が心配されましたが、来場者は1600人を超えました。感染対策等を実施しながら無事に展示会を開催することが出来ました。なお、表彰式は2月19日に予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の状況と参加者の感染防止等の観点を踏まえ、止む無く、2年続けて開催を中止いたしました。
開催に携わりました会員企業•関係者の皆様方に、作品募集開始から表彰式・展示会までこ協力こ支援を賜りましたこと厚く御礼申し上げます。次回開催の際にも同様にこ協力をお願いいたします。
「第19回こんな部屋いいな絵画コンテスト大賞」 選評
宮内利佳子さんの作品のテーマ「自然環境や自然との共存」を描いたコンセプトで未来の住まいの姿を提案しています。スケールの大きな作品として、多くの審査員の共感を得ました。閉塞感やネガティブになりがちな世界に向けて、素直な観点で室内を表現しています。描かれた内装の色彩やデザインが明快で、魚や動物たちの姿、果樹や作物の表現も伸びやかで、自然の生命力が伝わります。伝えていくべきテーマを表現したメッセージを持っているようです。太陽や自然の恵みのエネルギーが伝わり、思わず目を閉じて休んでみたくなるような作品です。
主催:公益社団法人インテリア産業協会東北支部
共催:宮城インテリアコーディネーター協会
後援:宮城県・仙台市・宮城県教育委員会・
仙台市教育委員会他8社
開催期間:令和4年2月l 5日(火)~2月20日(日)
展示会場:東北電カグリーンプラザ