宮城工芸品・カーテン縫製所見学ツアー

2016年9月6日「知って・学んで・仕事に活かそう!」というテーマのもと、宮城の工芸品に触れ合うツアーが開催されました。
参加者は先着6名様という、じっくりお話がきける贅沢な催しです。
まず秋保の「埋もれ木細工」小竹さんの工房を訪れ、500万年前に地中に埋まった樹木が炭化して化石のようになった材料で作られた江戸時代からの伝統工芸品を見学しました。
愛子の「名取屋染工場」では「常盤紺型染」江戸時代後期に生まれ仙台で発達した型染めを見学。
そして多賀城にあるシンコールカーテン縫製工場の「形態安定加工」の見学をし、ラストは下飯田の「仙台箪笥金具」の八重樫さんの工房を訪れました。重厚で美しいそのデザインは仙台を代表する伝統工芸のデザインであり、2015年度の厚生労働大臣表彰に選ばれた八重樫さんの「職人芸術」を堪能することができました。
身近にありながら、なかなか覗く機会のない職人技に触れた貴重な体験ができた一日でした。

mic201609_1

mic201609_2