京都研修旅行「伝統産業に宿る日本人の心を学ぶ旅」のご報告

2015年9月29日・30日、1泊2日の研修旅行に行って参りました。

1日目

まず最初に訪れた㈱川島織物セルコン織物文化館では初代・二代目川島甚兵衛がモノづくりを研究するために世界中から蒐集した「上代裂」「名物裂」「外国裂」「装束」「衣裳」など、織物文化の歴史を物語る「染織物」や「古書類」をはじめ、精緻で優美な美術工芸織物の原画類や試織など貴重な展示品を鑑賞しました。

次に訪れた株式会社細尾様は創業元禄年間とします。
「帯」や「きもの」をはじめ、和のテイスト小物、ジュエリー、バッグ新しいテキスタイルとしての「絹織物」など、生活を彩る品々を考え、創り、発信する製造問屋です。伝統技術の「西陣織」を進化させて、新しいテイスト素材(漆など)とのコラボレーションや幅広織機の導入により「アパレル」「インテリア」製品への間断の無い挑戦をされています。

◎ 京都1日目株式会社 川島織物セルコンさん
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◎ 京都1日目 株式会社細尾さん
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2日目

京都の観光地巡りです。

銀閣寺・曼殊院門跡・詩仙堂・二条城・清水寺・伏見稲荷の順で見学しました。

日本の伝統や遺産を未来に残し、さらに伝統技術を現代や未来に生かすことは、なんと素晴らしく意義のあることかが感じられる研修となりました。

◎ 京都2日目銀閣寺
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