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おいしい話 東北のおいしい生活

会員コラム 文 : リリカラ株式会社東北支店長 青山 央 2012年10月

おいしい話という事なので、ここは、ビジネスマンとして先ずは商売のおいしい話を探してみるが、コラムに書けるような良い題材は見つからず・・・
だいたい、簡単においしい話があるのなら日々の商売で苦労はしないのだ・・・
とボヤキながら 「おしい話」は結構在るのだが・・・ と(おやじギャグにもならぬ)分けのわからぬことをツブヤキあれこれ迷った挙句
「やっぱり東北の食べ物の話を中心にしよう!それも日頃良く食べている麺類に決定だ!」と一人で納得!!!
日頃仕事で東北の各県に行き昼食には麺類を食べているが、短時間に流し込んでいるような感じなので、きちんと書こう思うと明確な記憶がない・・・

私は、このコラムを書く為に『おいしいもの(話)』を取材する為、旅に出ることにした。
『出張ではなく、旅なのである』これがポイントだ!!!

題して、東北3大麺を食す旅である。

『3大○○って言うとテーマとしてなんだか説得力があるような気がするし・・・
ところで、東北の3大麺なんていう括り方はあるのだろうか???』
「まあ いいか・・・!」在ろうが無かろうが、その点は決めてしまわねば・・・
このコラムの締め切りも近い・・・
『こうなってくると、まるで夏休みも終わりなのに宿題が全く終わっていない小学生のような気分である』(ここは、ちびまる子ちゃんのナレーション風に)

本末転倒のような気もするが、限られた時間の中で取材の旅を完了させる為、3大麺は私が以前転勤で住んだ事もある岩手、山形、福島の3県から

[岩手 盛岡冷麺]

[山形 板そば]

[福島 喜多方ラーメン]

を選出した。

宮城県の皆様からは「龍亭の冷やし中華がなぜ入らぬ!」「白石温麺をはずすとは何事か!」など色々ご意見もあろうかと思いますが・・・ 筆者の個人的、時間的都合によるものなのでご容赦ください!!!
さてテーマとターゲットは決まったので、あとは取材(食べ歩き)のスケジュールを決め、行動あるのみ! 与えられた(残された)時間は、この9月中の数日のみ『どれだけギリギリの強行日程なのだ・・・』まるで東北弾丸トラベラーといった感じである・・・

1日目

まずはみちのくの小京都盛岡へ、普段は仙台から車で東北自動車道を180q移動(2時間位)するところだが、今回は出張ではなく「旅」なので国道4号線をノンビリと北上する。宮城県北で伊豆沼を眺め岩手県に入って世界文化遺産の平泉中尊寺に立ち寄る その先から国道4号線に別れを告げ、県道37号線へ入り、盛岡まで緑豊かな自然の中を走り続けること2時間強、盛岡市へ入り盛岡冷麺の有名店 ぴょんぴょん舎の本店へ到着(看板は焼肉と出ているが、ほとんど焼肉を食べている人がいない) ここで冷麺とビビンバを食す。辛さを決めるキムチは入れる量を自分で決められる辛味別を指定『これが通である、と筆者は勝手に思っている』

「冷麺の器の右上が、通が(?)注文する辛味別のキムチ」

2日目

お隣山形県へ向かう、この場合も通常は東北自動車道から山形道に入り山形市までは40分くらいで行けるのだが、今回は、くどいようだが「旅」なので、国道48号線を走り、将棋の駒で有名な天童市を経由し、さくらんぼで有名な東根市から村山市へ入る目指すは、松尾芭蕉の「奥の細道」にも登場する最上川沿いに、そば屋が立ち並ぶ[最上川三難所そば街道]と呼ばれる中にある14番店 [あらきそば] 《山形県には、そば街道と呼ばれる場所が3箇所あり、他に[おくの細道尾花沢そば街道][大石田そば街道]がある。
本日の移動距離は片道70Km(仙台市内から2時間位)さすが有名店だけあって駐車場には東北以外のナンバーがたくさん停まっている。
ここで板そばとニシンを食す。メニューは板そばしかないので、注文の際にニシンは(付けますか)?とのみ聞かれたので思わず『YES』と答えてしまう

「板そばは、喉ごしでは味わえず!しっかり噛まなければ食べられません!」
「写真右下が流れで頼んでしまったニシン(とても美味でした)」

3日目

福島県は蔵の町 喜多方市へ、いつもは、東北自動車道郡山JCTから磐越道に入り会津若松ICから国道121号線経由で2時間半位だが・・・ 「旅」も最終日なので、ドライブ向きの観光ルートをフルに織り込んで移動することにする。 東北自動車道を南下し福島飯坂ICで一般道へ出て、周辺には桃の果樹園が続く、通称[フルーツライン]と呼ばれる県道5号線を経由し、観光ルートとして有名な磐梯吾妻の観光有料道路3ラインの一つ磐梯吾妻スカイラインから磐梯吾妻レークラインを通り、国道459号線から喜多方市へ入る。(本当は更にゴールドラインを経由し猪苗代湖まで足を伸ばそうと思っていたが、きつくて断念) 所要時間は4時間強だが、このコースはドライブコースとして最高!!!《磐梯山の噴火によって出来た裏磐梯の山と湖の景色はまさに絶景》

【磐梯吾妻の観光道路3ラインの通行料が24年は無料通行となっているので、オススメ《通常なら3ライン合計で\3,170かかる》チョットおいしい!】

結構ハードな移動で力尽きた頃、ようやく喜多方市に到着。ここでは数ある有名店の中から まこと食堂へ入る。 チャーシュー麺を注文『結構みんな大盛りを食べているが、最近特に体重増加が気になるので・・・大盛りの誘惑に負けず』ふつう盛りで我慢する。

「ぐっとガマンのふつう盛り・・・」

こうして各地へ「出張」ではなく、「旅」してみると
こんなに恵まれた環境の中で暮らし、仕事が出来る事自体が、「おいしい生活」なのだと、改めて気付くのでありました。
猛暑も峠を越え、季節はようやく秋の気配を感じる過ごしやすい気候になってきました。 皆さんも、この東北の「自然」「歴史」「文化」そして「食」色々な「おいしさ」再発見の旅に出かけてみてはいかがでしょう。

 

執筆者紹介

mic賛助会員
リリカラ株式会社 東北支店支店長
青山 央
ICライセンスも持つ、ご存じmicのご意見番。

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